質預かりに最適な品物って何?
質預かりというサービスのイメージは高価な品物を担保にお金を借りるところと思っている人が多いのですが実は誰でも持っている意外な品物でも気軽にお金が借りられるのです。
そんなことはありません!実は質屋では意外な品物でお金を借りることができるのです。そこで名古屋の質屋のプロスタッフが質預かりの担保となるおすすめの品物9選をお伝えします。
この記事では以下の内容について詳しくわかるようになります。
質預かり商品の需要とメリット
質屋といえば、シャネルやエルメス、ルイヴィトンやグッチといった高級ブランドバッグや財布、ロレックス・オメガなどの時計、金・プラチナなどの貴金属、その他ダイヤなどの宝石やジュエリーなど高額な品物を預けてお金を借りる、というサービスが一般的なイメージです。しかし、実際には質屋で預かりの対象となる品物には幅広い種類があり、意外な品も質屋では質預かりの対象として利用されています。
質屋は、お客様が手元にある品物を担保として預け、短期間で現金を手にすることができるサービスを提供していて、これを「質預かり」、または「質入れ」と呼びます。質屋の質預かりは急な出費や予期せぬ資金不足に柔軟に対応できるおすすめの方法の一つです。銀行や消費者金融、またはカードローンとは異なり、質屋では審査が不要であるため、信用情報に不安がある方でも、気軽に利用できるのが質屋の質預かりの大きなメリットです。質屋の利用には金利がかかるため、短期間での返済をおすすめしますが、返済が難しい場合には、利息だけを質屋に支払うことで質預かり期間を延ばすことができるので、比較的柔軟に対応できる事も質預かりの特徴です。また、ほとんどの質屋は古物営業法に基づく古物商の許可を取っているため品物の買取を行うこともできます。
これらの質屋の詳しい仕組みは以下の記事に記載してありますので併せてご覧ください。
質屋における質預かりの担保品は高価な品物ばかりではなく、実用的な意外な商品も質屋の店舗によっては取り扱っています。例えば、高性能カメラや電動工具、さらにはキャンプ用品や釣具といったアイテムも、質預かりで評価され、一部の質屋では積極的に取り扱われているおすすめの商品です。これらの品物を質預かりで取り扱う理由は二つあります。
1. 再販がしやすいこと
一つ目は再販がしやすいという理由です。顧客が、期限までに借り入れた元金と利息の支払いが質屋に対してできなかった場合、預けた品物は質流れとなり、品物の所有権が質屋に移ります。この時、質屋から催促や取り立てなどは一切行わず、質屋はこの品物を再販することで、貸し倒れを防ぐことができるのです。市場で人気の商品はすぐに現金化でき、キャッシュフローの観点で優れているため、これらの品物が質屋でも担保として扱われるようになったのです。
2. 新規顧客獲得のため
二つ目は、新規顧客開拓です。利用者がこれまで気づかなかった意外な商品を担保にできることを知っていただければ、高価な物が手元になくても質屋で資金調達ができるようになり、新たな層の顧客を呼び込むことができるのです。
なお、質屋で5万円を借りるためのおすすめの品物は以下に記載してありますので併せてご覧ください。
名古屋の質屋しちはやでは、地域特有の需要に応じた品物を質預かり品として取り扱っています。たとえば、当店は職人さんが多い地域のため電動工具などの取引が活発で、店頭に持ち込んでいただけることが増えたため、本格的な取り扱いを始めたのです。
また近年のアウトドアブームによりキャンプ用品や釣具などを所有する方も増え、これらの品物でお金が借りられないか、買取りが出来ないかなどの問い合わせもよくあります。こういったお客様の声や、地域や時勢などに応じて当店では取り扱う品物の種類が増えていきました。
質屋における質預かりの取り扱い品目は年々拡大しています。これら質預かりや質入れの際の担保品を質屋用語で「質草」と言います。この質草に関しては以下の記事に記載してありますので併せてご覧ください。
しかし全ての質屋で取り扱いがあるわけではありません。そのため質預かりを検討する際、まずは質屋の店舗で扱っている商品の種類や、預ける条件などを確認していただくことをおすすめします。ではここからは、質屋で取り扱いのある意外と知られていないおすすめの質預かり品9選をご紹介します。
高性能カメラやレンズは、質屋で高い評価を受けるアイテムの一つです。特にライカ、キヤノン、ニコンといった高級ブランドは、市場で安定した相場価値を持っており、多くのカメラ愛好家やプロのカメラマンからも需要があります。ただし、カメラの査定はブランド物や貴金属の査定と異なり、特殊な知識が必要になるため、多くの質屋で取り扱いがあるわけではありません。しかし、名古屋の質屋しちはやではカメラを取り扱っていますので、長年カメラの査定を行ってきたプロの査定スタッフ目線で査定のポイントをこっそりお伝えします。まず、査定対象の有名なカメラのブランドをご覧ください。
1. キヤノン (Canon)
2. ニコン (Nikon)
日本の老舗カメラメーカーで、高い耐久性と精密な光学技術に定評があります。
一眼レフの「Dシリーズ」や、ミラーレスの「Zシリーズ」が特に有名。
3. ソニー (Sony)
ミラーレスカメラ市場をリードするブランドで、「αシリーズ」が有名。
特にオートフォーカスや連写機能が強みで、動画撮影にも対応したモデルが豊富。
4. 富士フイルム (Fujifilm)
レトロなデザインと美しい発色が特徴で、APS-Cセンサーの「Xシリーズ」や中判カメラの「GFXシリーズ」が人気。
独自のフィルムシミュレーション機能が搭載され、フィルムのような風合いが楽しめる点で支持されています。
5. オリンパス (Olympus)
ミラーレスカメラの「OM-Dシリーズ」や「PENシリーズ」で知られ、軽量コンパクトなカメラが多い。
特にマイクロフォーサーズ規格のカメラに強みを持ち、手軽に持ち運べるカメラが豊富。
6. ライカ (Leica)
ドイツ発の高級カメラブランドで、クラシックなレンジファインダーカメラが特徴。
高精度の光学性能と優れたデザインが特徴で、特に「Mシリーズ」や「Qシリーズ」が有名。
7. パナソニック (Panasonic)
「LUMIX」ブランドで知られ、特に動画撮影向けのカメラが豊富。
GHシリーズなどは動画撮影の機能が充実しており、YouTuberや映像クリエイターにも人気。
マイクロフォーサーズやフルフレームセンサーを搭載したモデルがあり、静止画と動画を両立できる点が魅力です。
8. ペンタックス (Pentax)
一眼レフカメラで根強い人気があり、特に風景や天体撮影向けのモデルが有名。
Kシリーズなど、堅牢なボディと高い耐候性で知られており、アウトドア撮影に向いています。
9. ハッセルブラッド (Hasselblad)
スウェーデンの高級中判カメラブランドで、スタジオ撮影や広告撮影に強い。
画質に特化しており、プロフェッショナル向けの高解像度モデルが豊富。
10. シグマ (SIGMA)
日本のレンズメーカーとして有名ですが、カメラも製造しています。
特に「Foveonセンサー」を搭載した独自のカメラが特徴で、細部まで忠実な色再現が可能。
なお、古いカメラも意外と高い査定額になることがあります。例えば、1998年に発売されたキヤノンのEOS3などは発売当時185,000円でしたが、今でも中古市場では2〜5万円前後で取引されており、中には10万円という金額で販売されているものもあります。そのため、手持ちの機材が古い場合でも、質屋での査定を検討してみる価値があるかもしれません。
状態
カビや曇りが発生しているレンズや、シャッターに不具合があるボディは評価が下がるため、定期的なメンテナンスや清掃も重要です。レンズにおいては傷や汚れがついていないかもチェックポイントです。レンズの前玉や後玉に傷があると光学性能が低下し、映り込みに影響が出るため、査定でも大きくマイナスになります。
付属品
オリジナルケースや保証書、レンズキャップやフードなどの付属品が揃っているかどうかも査定額に影響します。オリジナルの付属品が揃っていると機材全体の価値が高まり、査定額がアップしますので、持参することをおすすめします。
このようにカメラやレンズは、保管状況や付属品の有無、ブランドやモデルによって価値が大きく異なります。質入れの際は、これらの要素をしっかりと押さえ、機材がベストな状態であることを確認してから持ち込むことが大切です。使わなくなったカメラやレンズは短期間の資金調達手段として適していますので覚えておいてください。
アウトドアブームの影響で釣具の需要が急増しています。特に、シマノやダイワなどの高級釣具ブランドのロッドやリールは、その品質と性能が評価され、質屋でも高額で査定されています。私達、名古屋の質屋しちはやでも今や釣具の取り扱いが一般化し、シーズンオフには不要な釣具を一時的に預けて現金化するアングラーも多いです。ここでは、釣具を質入れする際に押さえておくべきポイントを詳しく解説します。まずは査定対象の有名な釣具メーカーの特徴をご覧ください。
1. シマノ (SHIMANO)
2. ダイワ (DAIWA)
日本発のグローバルブランドで、リールやロッド、ルアーの開発に定評があります。
「イグジスト」「セルテート」など高性能リールシリーズが有名。
3. アブガルシア (Abu Garcia)
スウェーデン発祥のブランドで、特にベイトリールの「アンバサダー」シリーズが有名。
バス釣りやシーバス、トラウトなどに適した製品が多い。
4. メガバス (Megabass)
日本のルアーブランドで、革新的なデザインとアクションが特徴。
特に「ビジョン110」などのルアーがバス釣りで人気が高い。
5. ジャッカル (JACKALL)
日本のルアーブランドで、バス釣り用ルアーを中心に展開。
「TNシリーズ」や「チャブル」などが人気で、リアルな動きとカラーリングが特徴。
6. エバーグリーン (EVERGREEN)
日本発の高品質ルアーブランドで、バス釣りやソルトウォーターに適した製品が豊富。
特に「コンバットスティック」シリーズのロッドが人気。
7. ラパラ (Rapala)
フィンランドの老舗ルアーメーカーで、世界的に有名なブランド。
ルアーの「フローティング・ラパラ」「シャッドラップ」が定番。
8. デュエル (DUEL)
日本のブランドで、エギ(イカ釣り用ルアー)やライン(釣り糸)で定評あり。
イカ釣りで特に人気の「EZ-Q」シリーズが有名。
9. がまかつ (Gamakatsu)
日本の釣り針メーカーで、耐久性や鋭さに定評がある針を製造。
釣り針以外にも、磯釣りや渓流釣り用のロッドや仕掛けも充実。
10. ヤマシタ (YAMASHITA)
日本のエギング(イカ釣り)専用のメーカーで、エギの「エギ王」シリーズが有名。
イカ釣りで必要なリアルな動きとカラーリングを追求した製品が人気。
11. オーシャンルーラー (Ocean Ruler)
ライトゲーム(小型魚狙い)のためのロッドやルアーを展開。
アジング(アジ釣り)やメバリング(メバル釣り)に特化した製品が充実。
12. ゼファー (Zephyr)
比較的リーズナブルな価格帯で、コスパの良いルアーや仕掛けを提供。
釣りを始めたばかりの初心者にとっても手が届きやすく、特にバス釣りにおすすめ。
釣具の査定ポイントは以下のとおりです。
状態
ロッドやリールは使い込むほどにキズや汚れがつきやすく、また、リール内部のギアやベアリングの摩耗も査定額に影響します。特にリールは塩害に弱く、海釣りで使用した後には、必ず真水で洗い流し、内部の潤滑油を適切に補充しておくことが大切です。また、ロッドもガイド部分やリールシートにサビが発生しやすいため、メンテナンスが行き届いているかが評価に大きく影響します。
付属品
オリジナルのケースや収納袋、さらには予備スプールやパーツなどの付属品が揃っているかが査定に影響します。リールに元箱がついている場合や、保証書がある場合はさらに高評価につながります。特に、高価なリールは予備スプールがセットになっている場合が多く、こうした付属品が全て揃っていることで、中古市場での人気も高まるため、質屋でも高額査定となります。
実際に釣具を取り扱う私達の店舗では、シーズンオフのものを持ち込む方が多い傾向にあります。例えば、バス釣りのオフシーズンである11月〜2月位にバスロッドやリールなど、不要になった釣具を預けて現金化し、必要な時期に取り戻すという柔軟な使い方をしている方が多いという印象です。
近年、特定の釣法に特化した釣具も人気が高まっており、エギングやジギング、ライトゲーム用のロッドやリールも需要が増しています。エギング用の軽量リールは一つ一つが安価ですが、幾つかまとめて持ち込むことで一定の金額を借りることが出来ます。
釣具を質入れする際には、これらのポイントを押さえておくことで、より高額な査定額を期待することができます。アウトドアブームの影響もあり、釣具の価値は今後も安定することが見込まれており、質屋の利用を通じて賢く現金化することができます
電動工具は、DIYブームや建築需要の高まりにより、プロの職人から一般のDIY愛好家まで幅広い層に人気のある商品です。特にマキタなどの一流メーカーの電動工具は、品質が高く耐久性にも優れているため、質屋での査定でも「高額」になりやすいです。ここでは、電動工具を質入れする際に押さえておきたいポイントを、査定士としての視点から詳しく解説します。まずは電動工具で有名なメーカーをご覧ください。
1. マキタ (Makita)
2. ボッシュ (Bosch)
ドイツの老舗メーカーで、世界的に有名な電動工具ブランド。
高精度で耐久性のある製品が多く、特にプロ向けの「ブルーライン」シリーズが人気。
DIYユーザー向けにも「グリーンライン」シリーズを展開し、幅広いユーザーに対応。
3. デウォルト (DeWALT)
アメリカ発の電動工具メーカーで、特に建設業やプロ向けに強く支持。
高性能でパワフルな製品が特徴で、18Vや20Vのバッテリーシリーズが人気。
4. 日立工機(ハイコーキ) (HiKOKI)
日本のメーカーで、以前は「日立工機」として知られていましたが、現在は「ハイコーキ」にブランド変更。
36Vの「マルチボルトシリーズ」はパワフルな電動工具として人気。
5. パナソニック (Panasonic)
日本の大手電機メーカーで、特に電動ドライバーやインパクトドライバーに強み。
防水・防塵性能に優れたモデルが多く、屋外作業にも適している。
6. リョービ (RYOBI)
日本のDIY向け電動工具ブランドで、手頃な価格と信頼性が特徴。
プロユースというよりは、家庭でのDIY作業向けの製品が豊富。
7. ミルウォーキー (Milwaukee)
8. ブラック・アンド・デッカー (Black+Decker)
アメリカのブランドで、DIYや家庭向けの電動工具で人気。
特に使いやすく、軽量な製品が多いのが特徴。
9. フェスツール (Festool)
電動工具の査定のポイントは以下のとおりです。
バッテリーと工具の状態
リチウムイオンバッテリーが主流の現在、バッテリーの消耗が少なく、まだ長時間稼働できる状態であれば、査定額は高くなります。また、作業後に必ず工具の掃除を行ったり、内部の部品交換をしている場合は、査定士にメンテナンスの履歴を伝えることで、工具の良好な状態をアピールできるでしょう。
付属品
専用のケース、予備バッテリー、充電器、さらには交換用のビットやブレード、取扱説明書などが全て揃っていると、セット品としての価値が高まるため評価が上がります。
年式とモデル
新しいモデルであるほど、最新の技術が反映されており、機能性や耐久性が向上しているため、査定額が高くなります。近年のマキタ製品は工具から出る音にも配慮がなされており、早朝や住宅街での作業に最適であるとプロからの信頼も厚く、人気があるため査定額も上がります。
このように電動工具の質入れは、ブランド、バッテリー状態、メンテナンス履歴、付属品など、様々な要素が査定に影響を与えます。これらのポイントを押さえることで、より高額な査定が期待でき、資金調達の手段としても非常に有効です。
キャンプ用品は、一部の質屋でも高い需要があるアイテムです。特にスノーピークやコールマン、モンベルといった信頼あるブランドのキャンプ用品は、再販市場でも価値が安定しているため、質入れでも高評価を得られます。しかし、査定額に影響するポイントは多岐にわたります。そこで、プロの査定士としての視点から、キャンプ用品を質入れする際に押さえておきたい重要なポイントを解説します。査定対象の代表的なキャンプ用品ブランドは以下の通りです。
1. スノーピーク (Snow Peak)
日本発のブランドで、高品質な製品とおしゃれなデザインが特徴。
特にテントやタープ、焚き火台などが人気で、耐久性と機能性の高さで支持されています。
2. コールマン (Coleman)
アメリカ発の老舗ブランドで、初心者から上級者まで幅広いラインナップ。
テント、ランタン、クーラーボックスなど幅広いキャンプ用品が揃い、手頃な価格のものも多いため。
3. モンベル (Montbell)
日本のブランドで、登山やアウトドア用の軽量で機能的なギアが豊富。
テントやスリーピングバッグ(寝袋)などが評判。
4. ロゴス (LOGOS)
日本のアウトドアブランドで、ファミリー向けの商品が充実。
テントやチェア、バーベキュー用品が豊富。
5. ヘリノックス (Helinox)
韓国発のブランドで、超軽量でコンパクトなチェアやテーブルが有名。
6. ノルディスク (Nordisk)
デンマークのブランドで、北欧らしいおしゃれで機能的なデザインが魅力。
特にコットンテントやタープが人気。
7. サーマレスト (Therm-a-Rest)
アメリカのブランドで、寝袋やマットレスの高性能さが特徴。
8. ブラックダイヤモンド (Black Diamond)
アメリカ発の登山・アウトドアブランドで、クライミング用品が豊富。
ヘッドランプやトレッキングポールなどもあり、ハードな環境に対応できる丈夫な製品が揃っています。
9. オガワ (Ogawa)
日本の老舗ブランドで、テントの品質に定評あり。
10. キャプテンスタッグ (Captain Stag)
日本のリーズナブルなブランドで、初心者キャンパーに人気。
テントやチェア、焚き火台など、手軽に購入できる商品が多く、コスパが良いのが魅力。
キャンプ用品の査定のポイントは以下のとおりです。
使用頻度や保管状態
テントの場合は、生地の状態や縫製部分のほつれ、ファスナーの動作がスムーズかがポイントです。頻繁に使用されているテントは、生地に劣化が見られたり、撥水加工が落ちていることが多いため、査定額が低くなる可能性があります。一方、使用回数が少なく、汚れや傷がない場合は高額査定の対象となります。また、バーナーやトーチは、バーナーの火口が詰まっていないか、点火装置が正常に作動するかなど、査定の際に動作確認をします。
付属品
例えば、テントの場合、ペグやロープ、グランドシートなどの付属品が全て揃っていると、セット商品としての価値が高まり、査定額も上がりやすくなります。また、元箱や取扱説明書がある場合も、購入時と同様の状態とみなされ、高い評価を受けやすいです。バーナーやトーチに関しても、予備の燃料タンクやメンテナンスキットが揃っていると、高評価の対象となるため、付属品がある場合は忘れずに持ち込むことが重要です。
キャンプ用品は、正しい保管方法が重要です。テントやタープなどの布製品は、湿気が残ったまま保管するとカビが発生することがあるため、使用後はしっかりと乾燥させてから収納しましょう。また、バーナーやトーチは、使用後に煤や汚れをきれいに拭き取り、内部に異物が詰まっていないか確認しておくと、良好な状態を保つことができます。質屋に持ち込む前に、キャンプ用品全体を清掃し、可能な限り新品に近い状態にしておくことで、査定額が上がりやすくなります。
キャンプ用品の質入れでは、ブランド、状態、付属品、保管方法など、様々な要素が査定額に影響を与えます。これらのポイントを押さえ、より良好な状態で持ち込むことで、高額査定を引き出しやすくなるため、質入れの際にはぜひ参考にしてみてください。
商品在庫でも融資を受けることができます。人気のある商品などは再販価値も高いため、高額査定の対象となります。
建築在庫なども質入れが可能です。しかし、質屋の保管設備に収まらないほど大きなものは断られるケースもありますので事前に預ける品名や量を質屋に伝えましょう。
ただし、建築在庫や商品在庫を担保に融資を行う質屋はかなり珍しいです。名古屋の質屋しちはやでは商品在庫での融資を行なっていますので是非お気軽にご相談ください。
お酒の場合、特に未開栓の高級ウイスキーやワインは高額査定の対象となります。日本の和製ウイスキーや希少なヴィンテージワインなどは、年々価値が高まっており、コレクターや愛好家の間で需要が安定しています。質入れを検討している方にとって、お酒の保存状態や査定におけるポイントを把握しておくことで、より高額な査定を受けることができます。そこでここでは、プロの査定士目線で、お酒を質入れする際のポイントを詳しく解説します。高額なワインと日本製ウィスキーには、特に有名で価値のある銘柄がいくつかあります。それぞれのカテゴリーで代表的な銘柄を紹介します。
1. シャトー・ラフィット・ロートシルト (Château Lafite Rothschild)
フランス・ボルドー地方の著名なワイナリーで、特にヴィンテージ物が高額で取引される。
最近では2000年のボルドーは当たり年で、30万円から300万円で販売されることもあります。
2. シャトー・マルゴー (Château Margaux)
ボルドー地方の一流ワイナリーで、フルボディの赤ワインとして知られています。
2015年は当たり年で、20万円〜40万円で販売されています。
3. ロマネ・コンティ (Romanée-Conti)
フランス・ブルゴーニュ地方の高級ワインで、特に人気のある銘柄です。
年によって異なりますが、通常数百万円以上で取引され、年代が新しくなるほど高額で取引されています。
4. シャトー・オー・ブリオン (Château Haut-Brion)
ボルドーのグラーヴ地区に位置する名門ワイナリーで、スムースでリッチな赤ワインを提供します。
5大シャトーの中では最も安価で取引されており、5万円〜平均20万円前後の価格がついています。
。5. ペトリュス (Pétrus)
ボルドーのポムロール地区にある高級ワイナリーで、特にその希少性から非常に高価です。
1961年のペトリュスは300万円近い値付けがされています。
1. 山崎 (Yamazaki)
サントリーが製造する日本初のモルトウイスキーで、特に「山崎18年」や「山崎25年」は非常に高額。
山崎25年のヴィンテージボトルは、100万円から200万円という価格で取引されることがあります。
2. 響 (Hibiki)
サントリーが製造するブレンデッドウィスキーで、特に「響21年」は高い評価を受けています。
中でも「響40年」は400万という販売価格で世界中の愛好家から注目されています。
3. 竹鶴 (Taketsuru)
ニッカウィスキーが製造するモルトウィスキーで、特に「竹鶴17年」は人気があります。
「竹鶴35年」は過去に30万円前後で取引されました。
4. 余市 (Yoichi)
ニッカウィスキーが製造するシングルモルトウィスキーで、特に「余市10年」や「余市12年」が評価されています。
5. 白州 (Hakushu)
お酒の査定ポイントは以下のとおりです。
保存状態
お酒を質入れする際には、保存状態が非常に重要です。特にウイスキーやワインなどは、温度や湿度の管理が品質を保つ鍵となります。未開栓のボトルであっても、直射日光の当たる場所で保管されたものや高温多湿の環境で保管されたものは、内容液に悪影響を与える可能性があるため、査定でマイナス評価になることがあります。
また、ボトルの状態も評価の対象となります。ラベルの汚れや剥がれ、キャップやコルクの状態、ボトルの外観(スクラッチやへこみなど)がチェックされ、これらが良好であれば査定額も上がります。「液面低下(液量の減少)」も質屋では注意深く確認されます。保管状況を良好に保つために、ワイン専用のセラーや適温の環境で保管することが望ましいです。
未開栓であること
質屋では、基本的に未開栓のお酒のみを質入れ対象としています。開栓されてしまうと、品質の保証が難しくなり、劣化が進むため査定の対象から外されることがほとんどです。
ヴィンテージと限定品
お酒の中には、限定生産やヴィンテージものが多く存在し、これらはコレクターにとって価値の高いアイテムとなります。例えば、サントリーの「山崎」などの限定リリース品や、「響」の特別エディションは、市場でも非常に高い価格で取引されています。特にウイスキーの場合、熟成年数が長いものは、希少性が高まるにつれて価値も上昇します。
お酒を質入れする際には、ブランドや保存状態、未開栓であること、限定品やヴィンテージの希少性などが査定額に影響します。特に高級ウイスキーやヴィンテージワインは、適切に管理し、状態を良好に保つことで高額な査定が期待できます。大切なお酒を質入れする際には、こうしたポイントを押さえ、信頼できる質屋で査定を依頼することが、満足のいく取引につながります。
ブランド家具は、そのデザイン性や耐久性、ブランド価値から高額査定の対象になりやすい品物です。特に、karimokuのテーブルやカッシーナのソファといった一流ブランドの家具は、国内外で高い評価を受けており、再販市場でも安定した需要があります。質屋での質入れを検討している場合、ブランド家具の価値を最大限に引き出すためのポイントを知っておくことが重要です。ここでは、ブランド家具を質入れする際の重要なポイントについて、プロの査定士の視点から詳しく解説します。以下は、世界中で人気のある有名なブランド家具メーカーです。
1. カッシーナ (Cassina)
イタリア発の高級家具ブランドで、ミニマルで洗練されたデザインが特徴。
ル・コルビュジエやピエロ・リッソーニなどの著名デザイナーとコラボレーションした家具も多数。
ソファやチェア、テーブルが人気。
2. アルフレックス (Arflex)
イタリアのブランドで、日本でも人気が高い。
シンプルで落ち着いたデザインが特徴で、特に「マレンコ(Marechiaro)」ソファが有名。
3. カリモク家具 (Karimoku)
日本発のブランドで、天然木材を使った高品質な家具が特徴。
「カリモク60」シリーズなど、シンプルで飽きのこないデザインで日本の家庭にフィット。
ダイニングテーブルやチェア、ソファなどが評判。
4. ハーマンミラー (Herman Miller)
アメリカのブランドで、特にオフィス家具やエルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインが有名。
アーロンチェアなどのワークチェアは機能性・快適性が高く、オフィス家具の定番。
5. フリッツ・ハンセン (Fritz Hansen)
デンマークのブランドで、スカンジナビアンデザインを代表する。
アルネ・ヤコブセンがデザインした「エッグチェア」「スワンチェア」などのアイコニックな椅子が有名。
6. ポラダ (Porada)
イタリアのブランドで、木材を用いた美しいデザインが特徴。
特にウォールナット材を使用したテーブルやキャビネットが人気。
7. ヴィトラ (Vitra)
スイスのブランドで、ミッドセンチュリー・モダンの象徴ともいえるブランド。
イームズ夫妻やジョージ・ネルソンなどのデザインを多く手がけ、「イームズチェア」や「ネルソンクロック」が有名。
8. ボーコンセプト (BoConcept)
デンマーク発のブランドで、モダンでシンプルなデザインが特徴。
ソファやテーブル、収納家具などのラインナップが充実しており、シンプルな北欧スタイルが好きな方におすすめ。
9. USMモジュラーファニチャー (USM Modular Furniture)
スイスのモジュール式家具ブランドで、デスクやシェルフなどのオフィス家具で人気。
ブランド家具の査定のポイントは以下のとおりです。
使用状態とメンテナンス
使用年数が短く、日常の取り扱いが良好な家具で傷や汚れが少ない状態であれば査定額が高くなります。ソファや椅子の場合、革や布の状態が査定に影響を与えます。革製品であれば、乾燥によるひび割れや変色がないか、布製の場合もシミや変色がないかが評価されます。日常的に乾拭きや保湿クリームでメンテナンスを行うことで、革製ソファの美しさを保てますし、カバーが取り外せるタイプの布製ソファであれば、定期的にクリーニングしておくと良いでしょう。
年式とヴィンテージ性の評価
ブランド家具の価値は、年式やヴィンテージ性にも影響を受けます。特に、karimokuやカッシーナのような高級家具ブランドは、過去の限定モデルやデザイン性の高いシリーズが多く、年数が経ってもその価値が保たれることがあります。ヴィンテージ性のある家具はコレクターやインテリア愛好家に人気があり、希少性が高いほど高額査定が期待できます。
家具の製造年やシリーズ名を把握しておくと、査定士が適切な価格をつけやすくなります。もし家具の製造年やデザイナーが不明な場合は、購入時のレシートや購入店に問い合わせて情報を得るのも良い方法です。
ブランド家具の質入れでは、ブランドの知名度やデザインの価値、使用状態、付属品の有無、保管方法、年式などが査定額に影響します。高級ブランドの家具を質入れする際には、これらのポイントをしっかりと押さえておきましょう。大切な家具を賢く資産として活用するために、信頼できる質屋での査定を依頼することが成功の鍵となります。
スマートフォンやタブレットは、年々高額化しており、質屋での質入れにおいても非常に人気が高いアイテムです。特に、AppleのiPhoneやiPadはブランド力が高く、最新モデルに近いほど再販価値も保たれているため、質入れ時には高額査定の対象となりやすいです。ここでは、プロの中古スマートフォン査定士の視点から、iPhoneやiPadを質入れする際のポイントを詳しく解説します。
iPhone 16シリーズ(2024年〜)
iPhone 15シリーズ(2023年〜)
iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxがラインナップされています。
iPhone 14シリーズ(2022年〜)
iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxが発売されました。
iPhone 13シリーズ(2021年〜)
iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxが登場しました。
iPhone 12シリーズ(2020年〜)
iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxがラインナップされました。
iPhone SE(第2世代)(2020年〜)
iPhone 11シリーズ(2019年〜)
iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxが含まれます。
iPhone Xシリーズ(2017年〜)
iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxが発売されました。
iPad Proシリーズ
11インチと12.9インチのモデルがあり、最新のMシリーズチップを搭載しています。
iPad Airシリーズ
10.9インチのディスプレイを持ち、軽量で高性能なモデルです。
iPad(第10世代)
10.9インチのディスプレイを備え、基本的な機能を充実させたモデルです。
iPad miniシリーズ
8.3インチのコンパクトなサイズで、持ち運びに便利なモデルです。
iPhone・iPadの査定のポイントは以下のとおりです。
年式
iPhoneやiPadの査定額は年式で決まります。一般的に、現行モデルや1〜2世代前までの製品は質屋でも高評価されます。しかし、3世代以上前のモデルになると、性能の陳腐化から市場での価値が下がります。
ただし、状態が良好で付属品が揃っている場合、一定の価値を維持できることもあります。特にストレージ容量が多いモデルは、需要が高いため、査定額が上がりやすいです。質入れを検討しているiPhoneやiPadのモデルと世代を把握し、最新に近いものであるほど高評価が期待できる点を理解しておきましょう。
外観の状態と使用感
スマートフォンやタブレットの査定では、外観の状態が非常に重要なポイントです。特にiPhoneやiPadはデザイン性が高いため、キズやヘコミがない美品であれば査定額がアップします。背面ガラスや画面に目立つキズや割れがあると査定が大きく下がるため、日常的にケースや保護フィルムを使用し、キズがつきにくい状態で使用することが理想です。
バッテリーの状態
iPhoneやiPadの査定において、バッテリーの状態も重要な評価ポイントです。iPhoneでは「設定」メニューの「バッテリーの状態」から最大容量を確認でき、80%以上であれば良好と見なされますが、80%未満になるとバッテリーの劣化が進んでいると判断され、査定額が下がります。
付属品の有無
iPhoneやiPadには充電ケーブルやアダプター、純正のイヤフォンなどの付属品がセットで付いていることが多く、これらが揃っており、元箱も揃っていると査定額がアップします。
スマートフォンやタブレットの質入れでは、モデルと世代、外観の状態、バッテリーの劣化状況、付属品の有無といった要素が査定額に影響します。特に最新モデルのiPhoneやiPadは、状態が良好であれば高額査定が期待できるため、これらのポイントをしっかりと押さえ、信頼できる質屋で査定を依頼することで、より有利な取引が可能になります。
ゲーム機も質入れの対象として人気があり、特に任天堂Switchやソニーのプレイステーションなど、市場で需要が高いモデルは質屋での高額査定が期待できるアイテムです。ただし、質屋で取り扱いがあるものはあくまでもゲーム機本体のみで、ソフトははほぼ取り扱いはありません。そこで質入れを考えている方に向けて、ゲーム機の査定ポイントや準備すべき点について、プロの査定士が詳しく解説します。まずは歴代の代表的なゲーム機をご紹介します。
1. PlayStationシリーズ(ソニー)
PlayStation 5 (PS5):ソニーの最新家庭用ゲーム機で、リアルなグラフィックと高速ロードが特徴。PS5専用のタイトルも多数。
PlayStation 4 (PS4):世界中で大ヒットし、豊富なゲームラインナップが魅力。発売後も根強い人気を誇ります。
2. Nintendo Switchシリーズ(任天堂)
Nintendo Switch:携帯モードと据え置きモードの両方で楽しめるハイブリッド型。ゼルダやマリオなどの人気タイトルが豊富。
Nintendo Switch Lite:携帯専用モデルで、よりコンパクトで軽量。持ち運びやすさが特徴です。
Nintendo Switch OLEDモデル:大型のOLEDディスプレイを採用したモデルで、より鮮やかな画面が楽しめます。
3. Xboxシリーズ(マイクロソフト)
Xbox Series X: マイクロソフトの最新ゲーム機で、強力なパフォーマンスと4K対応が特徴。
Xbox Series S: デジタルダウンロード専用の軽量モデルで、コスパ重視の方に人気。
Xbox One:さまざまなマルチメディア機能が搭載され、ゲームだけでなくエンタメ要素も充実。
4. Wiiシリーズ(任天堂)
Wii: モーションセンサーを活用したゲームプレイが特徴で、家族向けのゲームも多く発売。
Wii U:タッチパッド付きコントローラー「Wii U GamePad」により、新しいプレイスタイルが楽しめる。
テーム機の査定のポイントは以下のとおりです。
モデルとバージョンの違い
ゲーム機の査定では、任天堂Switchやプレイステーションのモデルやバージョンによって価値が大きく異なります。たとえば、任天堂Switchには通常モデルに加えて、性能が向上した「Switch OLEDモデル」や、携帯専用の「Switch Lite」があり、それぞれのモデルによって査定額も異なります。OLEDモデルや最新型は、ディスプレイの美しさやバッテリーの持続性が評価され、中古市場でも人気があるため、質屋での査定でも高額が期待できます。
プレイステーションも同様に、PS4とPS5では価値に大きな差があり、特に入手が難しいPS5は質入れでも非常に高く評価されやすいです。
使用状況と外観の状態
ゲーム機の査定において、使用状況と外観の状態は査定額を左右する重要なポイントです。任天堂Switchやプレイステーションは画面やコントローラーにキズがつきやすいため、日常的に保護フィルムを貼ったり、ケースに入れて使用することで、査定額の低下を防ぐことができます。未開封品や未使用に近い状態であれば、質屋での査定も高額になります。コントローラーの状態も重要で、スティックのドリフト(無意識に動く不具合)やボタンの反応の鈍さがあると、査定額が下がります。
付属品の有無
ゲーム機の査定でも、付属品が揃っているかどうかも査定額に大きな影響を与えます。任天堂Switchやプレイステーションには、電源ケーブル、HDMIケーブル、コントローラー、ドック(Switchの場合)などの付属品があるため、すべて揃っており、元箱や説明書も一緒にあると高額査定となります。
また、Switchの場合はジョイコン(コントローラー)が2つ揃っているか、プレイステーションの場合は純正のコントローラーが揃っているかも確認ポイントです。
ゲーム機を質入れする際には、モデルとバージョン、使用状況、付属品の完備、保管状態や動作確認といった複数の要素が査定額に影響します。特に、任天堂Switchやプレイステーションのように人気のあるゲーム機は、状態が良好で付属品が揃っていると高額査定が期待できます。信頼できる質屋で査定を受けることで、ゲーム機の価値を最大限に引き出し、有利な条件での質入れが可能になります。
質預かりにおすすめの品まとめ
いかがでしたでしょうか、質屋での質預かりの対象となる意外な品物一覧をご覧いただき、担保品には様々な選択肢があることがわかりましたね。ここでご紹介した品物の相場価格は以下の記事をご覧ください。
最後に、質屋を利用する上での注意点を幾つかご紹介して終わりにしたいと思います。
まず、一般的に質預かりや質入れを利用する際は店舗の営業時間内に来店する必要があります。多くの質屋では宅配査定や訪問査定というサービスを提供していますが、これらは買取りに限るケースがほとんどであるため注意が必要です。
査定は無料で、提示された金額に納得いただいた場合にのみ取引が成立します。質入れの利用の際は写真付きの身分証明書が必要になりますので忘れずに持参しましょう。なお、利率は各店舗によって異なりますので質屋を利用する前にLINEやメール、TELなどで確認をしておくと良いでしょう。また、お車の方は駐車場が近くにあるかなども事前に確認しておくとスムーズです。
質契約が完了すると、質札という預かり証を渡されます。この質札には預けた品物の詳細(例:「指輪・ブランド小物〜点」)と品物の名前や点数、借りた金額、金利、流質期限が記載されているので無くさないように保管しましょう。(流質期限が質屋の定休日に被っている場合は前倒しか後倒しかも確認しておきましょう)
質札の詳しい見方はこちらをご覧ください。
質入れの期間は原則3ヶ月で、この期限内に借りた金額と質料を返済すれば、いつでも預けた品物は返却してもらえますが、返済の義務はありません。品物を手放しても良い場合は返済も連絡もする必要はありません。ただし、どうしても取り戻したい品物の場合は1ヶ月単位で月利のみ支払えば期限を伸ばすことができますので質屋に相談しましょう。
「偽装質屋」というヤミ金に注意しましょう。彼らは担保価値の無いものを預かって融資を行いますが、実質年金を担保に取る年金担保闇金です。もちろん返済が滞った場合は厳しい督促があり、自宅の住所に取り立てにこられたり、身内や勤務先の電話番号などを知らせている場合は連絡が入ることなどもあります。これらの偽装質屋は質屋における融資に必要な許可を受けていません。そのため、第〜号という登録番号を取得しておらず、ウェブサイトや店舗にこれらの番号が提示されていません。よくある質問に、「ある質屋さんからなんでもいいから持ってくるように案内された」等の内容をよく見ますが、かなり高い割合で偽装質屋である可能性があるため、これらの言葉には要注意が必要です。詳しくは日本司法書士会連合会の会長声明集をご覧ください。
正規の質屋は質屋営業法という法律に則って営業を行っているため安心して取引ができますので、初めて質屋を利用する方も是非気軽に自分の持っている意外な商品がどのように評価されるか確認してみてください。
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