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質札(しちふだ)は質預かりで大切?無くした場合の対処法を名古屋の質屋が解説

2024年11月11日

「質札の見方がわからない/無くしてしまった」

質札に関して以下のように感じたことはありませんか?

これらの疑問を解決する方法を、名古屋の質屋に在籍するプロのウェブ運営スタッフが徹底解説します。また、おすすめの返済方法もお知らせします。

この記事を書いた人
この記事を書いた人望月
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Webサイトの制作、英語翻訳、Web画像作成、Webライティング、SEOライティング、アフィリエイトマーケティング、Google広告運用代行などを行っています。英語はネイティブレベルで、独自で訪日外国人向けの情報サイトの発信も行っています。

この記事では以下の内容について詳しくわかるようになります。

目次

質札の基本 預かり証明

質札の基本の説明画像

質札とは

質札の読み方は「しちふだ」で、質屋における預かり品の確認書としての役割を果たす重要な文書です。

 

質札は質屋が顧客から品物を預かった証として発行され、品物の詳細、金額、利息計算などが記載されています。質札の発行には、取引の透明性を保ち、顧客と質屋双方の契約の証、いわゆる借用書のような意味合いがありますが、質札に借用書のような強制力はありません。

 

質預かりという仕組みについては「質預かりとは?実際の質屋店舗スタッフが徹底解説」に詳しく記載しましたのであわせてご覧ください。

質札に記載されている事項とは

質札には主に、「契約日」「お名前」「融資金額」「質入れした品物の数」「月額の質料」「質流れの期限」などが記載されます。

 

これにより質入れした品物の数や契約条件を理解することができます。

 

中でも質流れの期限質入れした品物の数がお客様目線では最も重要になるのではないでしょうか。細かいものを数点預けた場合など、その数はつい忘れがちになってしまいます。その際、質札に記載されている品目数と照らし合わせることで返却されていない商品があることがわかります。また、質流れの日にちも記載されているため、返済期限もわかります。

 

このように質屋と顧客間の信頼を築く上で、質札は質取引の透明性を示す不可欠な証明書なのです。

 

なお、質入れにおすすめの品物については「質預かりにおすすめの意外な商品9選!名古屋の質屋スタッフがご紹介」をご覧ください。

質札に記載されない事項

質札に記載されない事項の説明画像

一般的に質屋からの借入れを利用する場合は緊急の資金ニーズが発生した場合が主な理由でしょう。そして、買取ではなく質入れや質預かりを選択するという事は、品物を取り戻すという目的があるはずです。という観点から質札を見ると、最も重要なポイントは利息の計算方法と期限ということになるでしょう。

 

質札にはこの利率と預けた商品の所有権が質屋に移る最終期限、月の利息額などが記されていますが、返済の過程で変わる情報は初めから記載されません。

質札に記載される質流れ期限は3ヶ月

質屋は消費者金融とは違い、毎月返済日が決まっているわけでもなく、督促の電話やメールなども一切ありません。つまり、質流れの期限まで支払いを行う必要がありません。通常質流れになる期限は借入から3ヶ月間です。しかし、3ヶ月後に元金と3ヶ月分の金利を一度に支払うのは容易なことではありません

 

一般的な人の心理として、催促がないが、毎月自ら支払いをしたいという意思を持っている方は少ないのではないでしょうか。そして、3ヶ月後に期限が来た時に慌てて金策に走るか、3ヶ月分の金利のみ支払い、また3ヶ月間延長するという方法を取るか、最悪、質入れした品物を諦めるというケースもあります。

 

このようにならないためには毎月少しずつ返済することですが、このような元金の一部を返済した後の、少なくなった元金にかかる利息額は質札には記載されていません。特に、返済を振り込みや現金書留などで店舗に送る場合、この金額を自身で計算しなければなりません。その場合は必ず店舗に連絡をして次月の質料を確認するようにしましょう。

 

更に、せっかく私たちの記事に辿り着いてくださった方のために、質流にならないおすすめの支払い方法を質屋のスタッフがお伝えします。

おすすめの支払い方法

質屋の利息は元金に対してかかります。例えば、30,000円を利率8%で借入れた場合、1ヶ月目の利息は2,400円です。2ヶ月目も3ヶ月目も元金が30,000円の場合は同じく2,400円ですから、3ヶ月後に37,200円支払えば預けた品物は手元に戻ります。

 

このように毎月利息だけ支払っても良いのですが、毎月少しずつ元金を返済できれば結果的に3ヶ月後に支払う総額も少なくなるのです。例えば、1ヶ月目の利息が2,400円であった場合、元金を1/3返済するべく12,400円返済したとします。すると2ヶ月目の利息は元金20,000円に対して8%で計算されるため1,600円で済むのです。そして2ヶ月目にはこの利息に更に10,000円の元金を合わせて11,600円の返済をすれば、最終月の3ヶ月目には残った元金10,000円に対して8%の利息がかかるので3ヶ月目は10,800円で完済出来る計算になります。

 

当初、元金は一切返済せず利息だけ3ヶ月支払った場合の返済総額37,200円でしたが、毎月1万円ずつ元金を返済した場合の返済総額は34,800円と2,400円お得に返済することができます。このように、3ヶ月間借入れする場合は借入れ金額の1/3ずつ毎月元金と利息の返済を行うことをお勧めします。特に最初の1ヶ月目の返済が非常に重要で、この1ヶ月目で元金も利息も返済出来る方は大体3ヶ月できちんと返済をすることができます。

質札上の用語 疑問への回答

質札に関する疑問の説明画像

質札上の主な用語の解説

質札に記載されている事項を説明する画像

①「契約日」:品物を預かり、融資を行った日にちが記載されます

 

②「お名前」:契約者のお名前が記載されます

 

③「金額」:融資金額が記載されます

 

④「品物及数量」:預けた品物が記載されます

 

⑤「点数」:預けた品物の数が記載されます

 

⑥「質料」:貸出金利とその金額が記載されます

 

⑦「質流月日」:品物が質流れになる期日が記載されます

よくある質問への詳しい回答

各質屋のルールによりますので質札を紛失した際は、一度店舗に問い合わせをしましょう。通常、店舗側でも預かった品目や金額などのデータは保管していますので特に問題にはなりません。ただしお客様にとってのデメリットは、自分が預けた商品の点数を確認出来ないことです。また、質流れの期限もわからなくなってしまうため店舗に電話などで確認する必要があります。そのため質札は大事に保管するようにしましょう。

振り込みや現金書留で返済をした場合は通常店舗に足を運ぶことが無いため、質札に利息が記載されることはありません。店舗にて直接現金を支払った場合、質屋によっては質札を訂正してくれるところもあります。利息額が下がった場合は必ず店舗に詳しく尋ねてみましょう。

質札は発行された段階で金額や品目数、利率と利息額に間違いが無いかどうかを必ず店舗で確認するようにしてください。疑問点が見つかった場合は遠慮せず気軽にその場で質問しましょう。

質札上の期限と質流れ

質札上の期限と質流れの説明画像

質預かり期間は暦月計算と満月計算があります。暦月計算とはその月の月末までを1ヶ月と数え、満月計算とは借入れした日にちからその次の月の同日までを1ヶ月と数える計算方法です。一般的には満月計算が用いられますのでここでは満月計算で計算をします。

 

例えば1月1日に質入れをし、10万円を5%の金利(質料)で借りた場合、2ヶ月目の金利が発生するのは2月2日以降です。3ヶ月目の金利が発生するのは3月2日以降で、4月1日までに元金も利息も返済できない場合は4月2日に質入れ品の所有権が質屋に移ることになります。この場合、質流れ期限は4月1日と記載されます。

 

一般的に、質預かりで融資を受けられる金額は買取金額の8割程度です。そのため、人気の査定対象商品であるブランド商品や金、宝石、プラチナなどは質物として質入れするよりも高価買取りを最初から選択した方がお得になるケースもあります。

質預かり期間は暦月計算と満月計算があります。暦月計算とはその月の月末までを1ヶ月と数え、満月計算とは借入れした日にちからその次の月の同日までを1ヶ月と数える計算方法です。一般的には満月計算が用いられますのでここでは満月計算で計算をします。

 

例えば1月1日に質入れをし、10万円を5%の金利(質料)で借りた場合、2ヶ月目の金利が発生するのは2月2日以降です。3ヶ月目の金利が発生するのは3月2日以降で、4月1日までに元金も利息も返済できない場合は4月2日に質入れ品の所有権が質屋に移ることになります。この場合、質流れ期限は4月1日と記載されます。

 

一般的に、質預かりで融資を受けられる金額は買取金額の8割程度です。そのため、人気の査定対象商品であるブランド商品や金、宝石、プラチナなどは質物として質入れするよりも高価買取りを最初から選択した方がお得になるケースもあります。

 

なお、より詳しい質入れに関する情報は、「質に入れるとは?質屋が解説する質屋の賢い使い方」に記してありますのであわせてご覧ください。

オンライン質札とは

オンライン質札の説明画像

質屋業界もデジタル化の波に乗り、問い合わせや相談、査定などをメールや、LINEで出来るようになったと同時に、質札もアプリで管理ができるようになりました。オンライン質札のシステムを提供している企業はいくつかあります。

 

ウェブ質札の利点は、多くの質札をお客様が保管する必要がなく、質札を無くす心配もありません。つまり、質流れの期限を店舗に電話などで問い合わせをする必要も無く、定休日などを気にする必要もありません。預けた品の数も把握できるため、いつ、何時でも大切な情報にアプリを通してアクセス出来るという点です。

 

ただし、導入している質屋の数は多くはなく、紙ベースで管理している質屋の数の方が圧倒的に多いため、いずれにしても質札は大切に保管しておきましょう。

まとめ

質札の中にはお客様からいただいた、お名前などの大切な情報の他に、質としてお預りしている品物が流れてしまわないための質流れ期限や、預かっているお品物の点数などお客様が知っておくべきご案内が記載されています。質札を無くしてしまい、気づいたら質流れの期限が過ぎて大切な品物が流れてしまった後、とならないためにも大切に保管することが重要です。

 

なお、5万円程度の金額を質屋で借りるにはどのような品物を質入れした方が良いかという品物の種類と金額の目安に関しては「質やとは?【5万円は余裕で作れる!?】質入れと買取、仕組みの違いを解説」に詳しく記載してありますので併せてご覧ください。

 

ご自宅の近くの質屋を検索したい場合は全国質屋連合組合連合会のウェブサイト内のお住まいの地域の地図から確認することができますのでご利用ください。また、ウェブ質札に関する情報はこちらをご覧ください。

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